人の話は聞いていない
人間関係のお勉強です。
同じ話をしても人間関係の距離間で相手の取り方が違ってきます。同じ話をしても、相手の都合で、プラスに取ったり、マイナスにとったりします。
話したことが、すべて相手に伝わると思っている人がいます。
間違いです。人の話は、ほとんど聞いていません。
自分が言いたいことがあれば、「あいての受け入れる体制」を作ってから話をします。
私は、この人間関係の距離間研究を20年やっています。
何を話すかより、誰が話すかです。人間関係が出来ていないのに、いくら良い話をしても受け入れてくれません。
あったりまえです。
自分の気に入った人の話は、間違ったことでも聞くのです。嫌いな人の話は正しくても聞きません。
自分が出来ないことを、子供や部下に押し付ける親や、上司がいます。これも間違いです。
子供や、部下は言葉で動くのではなく、「後ろ姿」を見て動くからです。
一人でも子供や、部下を持ったら
「子供のために、立派な親になろう」
「部下のために、立派な上司になろう」
と「思うこと」が大事です。
どうせ実行はできやしません。
但し、「思う」ことぐらいはできます。
「二人そろえば組織」です。
組織を動かしかったら、頑張って、人間関係の距離を縮める努力が大事です。
次回は距離の縮め方をお話します。大内秀夫