大内社長が語る 02menu.jpg 03menu.gif 表彰制度 04menu.gif 05menu.gif
ホーム > >仕事の基本

まずい文章を書かないコツ:主部と述部をしっかり呼応させる

souheki02.jpg主部と述部をしっかり呼応させる

(悪い例)
 メジャーリーグは、ア・リーグとナ・リーグという二つのリーグが存在する。
(修正例)
 メジャーリーグ(は)、ア・リーグとナ・リーグという二つのリーグ(で構成される)。
 メジャーリーグ(には)、ア・リーグとナ・リーグという二つのリーグ(が存在する)。

(悪い例)
 問題は、二酸化炭素の量をどうやって減らせばいいのだろうか。
(修正例)
 問題(は)、二酸化炭素の量をどうやって減らすのか(ということである)。

(悪い例)
 この洗剤は、天然素材だけで作っている。
(修正例)
 この洗剤(は)、天然素材だけで作(られている)。

 主語・主部に何をもってくるか、またはそこにどんな助詞を使うかによって、述部の形式は変わってきます。例えば、受身形がくるべきであるとか、「こと・もの」といった体言を含むべきであるとかといったように。しかしながら、話し言葉だとそのあたりの許容範囲が比較的広いせいか、間違った表現が意外と多く見られます。イベントの告知広告などでよく使われる、「○○イベントが開催!」というコピーも、正しくは、「○○イベントが開催される!」とするべきです。
 副詞の呼応についても同じです。「決して〜ない」「まるで〜ような」「きっと〜だろう」といったような約束事はしっかり守りましょう。「全然」という副詞は、話し言葉では否定語を伴わないことも多くなっていますが、よほど軟らかい文章でない限りは、きちんと否定語で受けることをお勧めします。

コメントを投稿