能力が高く、結果を出せる人。
能力が高く、結果を出せない人。
能力が低く、結果を出せる人。
能力が低く、結果を出せない人。

能力が高く、結果を出せる人。が一番良いのですが、1000人に一人ぐらいしかいません。一番多いのは、私のように、能力は低いが、努力で結果を出せる人です。能力が低く、結果を出せない人。このタイプも組織では大事です。

組織として要注意は、能力が高く、結果が出ない人です。私は、39年間社会でいろいろな人を見てきましたが、一番問題を起こすタイプです。味方に対して、鉄砲を撃つのです。日本人は20%ぐらいがこのタイプです。特徴は、「思い込みが激しく、詰めが甘い」責任を、「人や会社のせいにする」職安にいくと、このタイプが一番多いです。定期的に職安の職員と情報交換しているので間違いありません。会社でリストラの対象になり、家庭問題も多いようです。

しかし、一番多い、このタイプを戦力化しないと日本の会社は成り立ちません。やり方としては、ポストや、重要な仕事を与えたり、自己啓発セミナーに参加したり、自己改革の手助けをします。成功体験を積ませるように、仕事の根回しをします。上司がプライドを傷つけないように、うまく持ち上げることが大事です。上司としては、一番疲れるタイプです。爆弾を抱えているのと一緒で、目を離せません。
自分より、年下ならこれでも良いのですが、年上のこのタイプがいると最悪です。仕事になりません。
ここで、使うのが「理念」です。年上の、自分より能力の高い部下を動かすコツは「理念」です。

このタイプの部下を持つと、上司は成長します。能力の高い部下ほど使いづらいです。店長としては「自己成長できるチャンス。ラッキー」と思えばよいのです。悩みながら使うか、喜んで使うか。上司の成長にとっては大事な存在です。