うまいことわざがあります。中小企業と屏風は急に広げると倒れる。
まったくその通り。

ありそうでないのが社長の能力。なさそうであるのが驕りと高慢。

会社組織は、社員の人数や売上げ規模で経営のステージを変えていく必要があります。急激に拡張すると、社長の能力がついていきません。社長が変わる必要があるのに変われないため、色々な問題が起きてきます。マネジメント能力の問題です。
人を介して組織を動かす能力が不足します。又、多少うまくいっていたので驕りがあります。つまり、人の意見を聞けなくなります。部下の諫言です。

昔の人はうまいこと言います。
山を登るときは、前かがみで歩く。山を下るときは身体を反り返って歩く。
つまり、頭を低くして通れば発展し、えらい心がでれば業績が悪化する。
心の向きを教えてくれます。これが中々出来ません。大体は倒産寸前で目が覚めます。私も例外ではありません。ありがたかったですね。

この地獄の経験してから、多少は成長しました。
難儀苦労の経験はありがたいですね。お金を出しても買えないですね。人生の宝物ですね。