フリッピンパブ
釜山でタップリ遊んで今日から仕事を始める。
今日の予定は、
午前中、自宅で19期経営指針の整理を行う。
12時に、本社で注文したダウンジャケット7枚を受け取る。
15時に、榛原郡の相良町で、同友会の社員教育委員会に出席する。
18時に、同友会榛原支部と合同で懇親会を行う。
午前中、自宅で仕事しようと思ったらネットがつながらないことに気が付いた。
理由は、電話回線を今までの光から通信費の安い回線に交換したので通信設定不良だ。企画の中川君に依頼して速やかになおしてもらった。
12時に、本社でイーリードに注文したダウンジャケット7枚を受け取った。
メーカーはCANTERBURY。定価1万5千円。アウトレットの商品で1枚1500円。
私の知人がアメリカ向け中国生産の検品を沼津で行っているため、検品ではじかれた商品だ。
オートベルの従業員から7枚の注文を受けた。私は、釜山の旅行に着ていったが着心地は最高だった。
1時に、沼津を出発した。
東名高速吉田インターを降り、オートベル榛南店の前を通って相良町の増田工業に着く。今日の企業見学は3社。
早速工場を見学させてもらった。敷地1500坪。
増田工業の増田社長は、同友会の社員教育委員会の仲間だ。鉄の加工を行っている。
上場企業のミスミ等の金型の部品を作っている。工場がきれいだ。懐かしい工作オイルのにおいがする。
35年前に私も日立専修学校で旋盤を回したことがある。サービス業の私には製造業が新鮮で、驚きと、勉強になる。100分の一ミリ単位の精密な加工だ。従業員が皆、生き生きと仕事をしている。
次の見学は、本杉製作所。日本車のミラー50%をシエアに持っている村上開明堂の仕事を請けている。つまり、トヨタやホンダ車のバックミラーを作っている。
全世界向けの商品なので、マーク2のミラーだけで80種類あるそうだ。びっくりしたのは卸値が一個1500円。
オートベルは確か2万円ぐらいで買っていると思う。
工場の生産方式は、トヨタから指導員が来てトヨタの生産方式を導入している。
私が、今勉強しているトヨタの生産方式の現場を見学できるなんて「ついてる」はじめてトヨタ生産方式の現場を見た。
一言で言えばすごい。オートベルの従業員にも見学させたい。
扱っている商品がどうやってできるのか。見学することで価値観が変わると思う。
次の見学は、ハチマル電子。車と携帯電話とつなぐコードを作っている。中国にも工場をもっている。
ここの鈴木社長も同友会の社員教育の仲間である。隣が実家で、150年以上醤油を作っている。実家は代々相良町の町長だ。
見学会を終え、地元の経営者も集まって25名くらいの懇親会になった。
この席でハチマル電子の鈴木社長が手品を始めた。鈴木社長の手品の腕は最高である。鈴木社長の手品のうではプロなみだ。
ぜひ、オートベルの忘年会に出演してほしいと思った。
ゲストで、かわいいプロゴルファーの卵が来ていた。高崎奈央子ちゃんだ。宮里藍ちゃんを目指して頑張っている。
懇親会に「かくれんぼぐるーぷ」の経営者がいた。みなでその店に行くことになった。
店を入ったらなんとフィイリッピンパブ。フィリッピン女性が24名いた。
料金は一人5000円。
私は酒を飲まないので、一人でこのようなところにくる機会はまったくない。多少緊張する。
6名のフィリッピン女性が舞台で音楽に合わせてダンスを踊っている。
この店の教育は厳しい。徹底して営業活動を教育している。
踊りのレッスンも、店が夜中の2時に終わってから、朝の7時まで5時間行う。
厳しい教育のため、店が繁盛し、彼女たちの収入も多いそうだ。
生活のため出稼ぎに来ている彼女たちにとって、厳しく教育し、できるだけたくさんの仕送りをさせることが、経営者の仕事かなと思った。
自分の遊ぶ金ほしさに稼ぐのが目的では、この厳しい生活は勤まらないだろう。
国境を越え生きることの厳しさを垣間見た。